石けんの芸術を発見、情熱を込めた香りと潤い
LMdS - La Manufacture du Siècle
アロマセラピーとアートへの情熱から生まれた私たちのブランド、LMdS - La Manufacture du Siècle(ラ・マニュファクチュール・デュ・シエークル)は、プロヴァンス地方の高貴で上質な素材を使用しています。エレガントで洗練されたスタイルを持つフランスの匠技を結集したコールドプロセス石けんをお届けします。
石けんは単なる衛生用品ではなく、美容を楽しむための本格的なビューティーケア製品です。そのため、最も敏感な肌を含むすべての肌タイプを優しく包み込むように、多くの純粋な素材を配合しています。毎日のケアで美しさを引き出すようサポートし、自然の力で健やかな肌を育むお手伝いをさせてください。
story
創業者のBrune (ブリューヌ)は、芸術と歴史の息づくニースの大学でフランス文学を学び、その後アパレルやアクセサリーのブランドで経験を積んでいます。常に地元の魅力を活かしたものづくりを目指していた彼女は、ある時、伝統的なコールドプロセス製法を紹介する記事を目にします。
コールドプロセス石けんの製法とコンセプトは、彼女のものづくりへのアプローチに新たな視点をもたらすこととなります。それは、長年培ってきた美的センスと、地域への愛着が見事に調和するもので、やがて彼女は石けんクリエーターとして新たな道を歩み始めることを決意します。
数か月間、コールドプロセス石けん作りの奥深い理論を学んだ後、ロット=エ=ガロンヌ県(Lot-et-Garonne)に移り、フランスにおけるコールドプロセス石けんのパイオニアであるAnja (アンニャ)のもとでの研修・トレーニングを受けます。優しさと厳しさが絶妙に調和した、匠なArtisanal(職人)魂を受け継ぐべく貴重な経験を得た後、仕事をしながら自宅のキッチンで2年間、自身のブランドを夢見て様々な石けんの創作に取り組みました。最初のパッケージをスケッチし、潜在的なブランドの最初の基盤を創り上げていきます。

それは、自然の恵みと匠技が融合した、心と体を癒す特別な石けん。毎日の暮らしに、ほんの少しの贅沢と幸せをもたらす、そんなブランドの姿です。
そして2016年、自身のブランドを立ち上げ、本格的な石けんの創作活動を始動することを決意します。そのタイミングで妹のIsaure (イゾール)も合流し、いろいろな企画や計画を話し合い、Isaureは工房の運営と生産を担当することになります。そして、行動力あふれる二人は、歴史と文化が息づくカルパントラの街の中心部に、初めての工房兼ショップをオープンします。古き良きフランスの雰囲気漂う街並みに、新しい香りと彩りが加わることとなります。
こうして2017年1月に誕生したのが、自然の恵みを活かした手作り石けんブランド「LMdS - La Manufacture du Siècle - ラ・マニュファクチュール・デュ・シエークル」です。
BruneとIsaureの情熱と技術が融合した石けんは、まるで南フランスの豊かな自然をそのまま閉じ込めた特別な創作品です。優しい香りに包まれながら、しっとりとした肌触りを楽しむひととき。それは、日々の忙しさを忘れさせてくれる、小さな贅沢な時間。LMdSの石けんは、あなたの毎日に、ほんの少しの癒しと幸せをそっと添えてくれるでしょう。
concept
ブランドコンセプト:Haute Savonnerie Artisanale
私たちは、石けんづくりを芸術として捉え、オートクチュールの精神を石けんの世界に持ち込んだ「Haute Savonnerie Artisanale(至高で匠な石けん)」を追求しています。
私たちの石けんは、プロヴァンス産の厳選された天然由来の素材を主成分とし、見せかけではなく本物の品質にこだわっています。価値ある素材と精緻な技術が織りなす、真の意味でのラグジュアリーと品質を目標としています。
服飾のオートクチュールがそうであるように、私たちの石けんは使用するたびに特別な体験を提供できるよう工夫して創作されています。石けんは身だしなみを整える大切なもので、少し意識を向けることで、心地よさと自己とのつながりを感じ、毎日のケアが特別な時間へと変わります。
私たちは、創造性を結集し、一つ一つの石けんに思いを込めて作り上げています。この情熱的な取り組みは、フランスをはじめヨーロッパで、肌と心のバランスを大切にする多くの方々から高い評価を得ています。そして、私たちのブランドと製品は、日々の暮らしに豊かさと癒しをもたらす特別な存在へと成長しています。
LMdSが追及するHaute Savonnerie Artisanaleの世界へようこそ。ここでは、石けんが単なる日用品ではなく、肌と心を癒す芸術品となります。
日用品である石けんを通じて感覚的な体験を提供
皆さんの多くは石けんの成分についてあまり気にすることなく使用しているかと思います。それでも、石けんは私たちが身だしなみを整えるという親密なひとときに寄り添うものであり、その瞬間に少し意識を向けることで、本当の意味での心地よさや自己とのつながりを感じる時間へと変えることができます。
そんな洗浄ケアタイムをより快適なものにするために、私たちBrune と Isaureは、自然由来の、ほとんどがオーガニックで、さらに可能な限り地元プロヴァンスで栽培・収穫された原料を使用して石鹸を創作しています。
石けんは洗浄するための製品です。しかし、興味深いのは、その洗浄という実用的な側面だけでなく、感覚的な体験を提供しようとすることです。たとえば、泡立ちの質感を通じて、できる限り豊かな体験を届けることを目指しています。
Manufacture と Siècle
ブランド名の「Manufacture - マニュファクチュール」とは、ルイ15世のもとでフランスを有名にした質の高い職人の匠技で、小さな工房の職人たちの仕事への情熱、ノウハウ、そして複雑なことをせずに行われる「美(美しいもの)」と「善(良いもの)」への愛情です。「Siècle(シエークル)」という言葉は、ルイ14世の治世を指す「Grand Siècle(グラン・シエークル)」から着想を得ています。この時代は、ヴェルサイユ宮殿に象徴されるように、フランスが文化的にも芸術的にも最も輝いた黄金時代、まさに「偉大なる世紀」でした。

日本の美術や文化について調べたことがありますが、日本の伝統文化でも、「美」と「善」はしばしば重なり合う価値観として捉えられています。例えば、「和」の美学は、物や空間の美しさだけでなく、調和や相互の尊重という「善」を含んでいます。茶道や華道においても、外見の美しさと共に、相手を思いやる心や礼儀が重視されることが特徴です。また、伝統的な建築や工芸では、自然素材を活かした美しさが、自然との調和という倫理観に根ざしています。
異なる文化背景を持つ女性たちが、肌を自然の力で慈しみたいと願う気持ちは同じです。この共有された価値観や倫理観を通じて、私たちのブランドが皆様の日常に寄り添える存在になれると信じています。
「エコラグジュアリー」としてのLMdS - La Manufacture du Siècle
私たちは、非常に健康的でナチュラルな製品でありながら、同時に洗練された製品を提供したいと考えています。それが私たちにとって非常に重要なことで、両者をうまく結びつけようとしています。ラグジュアリー(贅沢)とは夢を与えてくれるものと考えています。ラグジュアリーブランドは、匠技と非常に密接に連携しており、素材に対して非常に厳格で、完璧主義的な精神がとても魅力的です。
一方で、エコラグジュアリーというものもあります。それは、マーケティングにお金をかけず、利益をすべて製品開発に注ぎ込む小さなブランドたちです。私たちにとって興味があるのはむしろこうしたブランドのビジネスモデルです。従業員やその家族を大切にし、カオスなParisだけではなく、地域性に根ざした文化が色濃く反映され、グローバル市場で受け入れられているブランドに魅力を感じています。
LMdSの地域性 - プロヴァンス地方
私たちのブランド、LMdS - La Manufacture du Siècleは南フランスのプロヴァンス地方に根ざしており、より一層、地中海らしいアイデンティティで深く根付かせたいと思っています。眩い陽光や多様性を帯びた自然環境、歴史や芸術との深い結びつきやライフスタイル(Art de vivre)などをブランドや製品に反映させる、南フランスに根ざしたブランドであり続けたいのです。
